今年も福島の一本桜番付が発表になったとのことで。 まあほぼ踏破済みかな。フッ。と多少得意げになって眺めていると、東の"大関"に「秋山の駒桜」というよく見かける桜の名前が。あれ、ここ行ったことないな。あれ、"三役"以上だと五つくらい行ってない所あ…
茨城県北部の御前山といえば、「関東の嵐山」と呼ばれて名高い。何だか笑っちゃうようなネーミングだけどこれがまた結構似てるのだ。江戸時代に水戸藩が"御留山"として樹木の伐採を禁じたためブナの原生林や杉の巨木が今も残り、一年中鬱蒼とした山域は御前…
新年あけましておめでとうございます。永遠に続くように思われたコートの重みもあっけなく終り、春がやって来ました。とはいえ年々傾向を増していく、季節の変わり目のまだら模様化。どこまでが冬でどこからが春なのか、それとも夏なのか。あっけなく抜き捨…
前回(茂庭に熊は出ているか①:蓮華滝[福島市飯坂町茂庭] - water_sky’s waterbound diary)からの続きです。 今年(2023年)は例年に増して熊の出没が多く、人が危害を加えられるケースが連日のように報告され、これに対して「熊を殺すな」という声も上がり…
熊の出没が相次いでいます。 夏のうちから、2023年は地域によって熊の食糧であるブナ類の実が「大凶作」となるという予測が出されており(河北新報:東北5県、ブナの実「大凶作」と予測 クマの出没増を懸念 東北森林管理局 | 河北新報オンライン)(岩手日日…
台風13号がもたらした大雨は、日立市役所の冠水と電源喪失をはじめとした想定外といえる被害をもたらした。特に今回は各地で土砂崩れが発生し、県道36号日立山方線(入四間町や御岩神社や本山トンネルや本山不動滝や日鉱記念館)と県道60号十王里美線(たか…
2021年8月、男は夏に倦んでいた。 21年の夏といえば、連日気温33℃を超える暑さという、いま振り返るともはや牧歌的ともいえる季節であったが、それでも当時は耐え難い猛暑に感じられた。ゆれる陽炎を地平の向こうに見つつ、翳る縁側もまた陽炎に包まれていた…
夏が来れば思い出すのは、僕にとっては尾瀬でなくこの「矢祭の水」だ。今年も暑く、暑く、そして暑い夏がやって来たのでごく自然に思い出すことになる。僕には矢祭の水は盛夏の象徴であり、水汲みの聖地でもある。あまりにメジャーな(ベタな?)存在だと思…
第90回東京優駿(日本ダービー)が終了しました。 前回のエントリ water-sky.hatenablog.jp にて今年の日本ダービー出走馬たちの新馬戦における指数を見ていきましたが、結果はどうだったのか。振り返ってみたいと思います。 左から馬番、馬名、初戦の開催場…
第90回東京優駿(日本ダービー)の枠順が発表になりました。 前回のエントリ water-sky.hatenablog.jp にて日本ダービー出走馬たちの新馬戦の指数はどうだったか見ていきましたが、抜けた指数を持っている馬はやはり好走する傾向も高くなっているようには見…
「栴檀は双葉より芳し」なんてな言葉がありますが、これはよく意味を間違われることで有名ですね。正しくは「ダービーを勝つ馬は新馬から高い指数を出す」という意味です。ということで、過去4年の日本ダービー出走各馬の新馬戦における指数を見ていきたい…
只より高い物はない。そう念じながら山に分け入ってはや5月も半ばを過ぎ。 前回、念願のしどけは見つけましたが(https://water-sky.hatenablog.jp/entry/2023/05/04/182819)、山が山なだけに大したものも見つからず、春の山菜シーズンも終りを告げようと…
今年はあまりに季節の進行が速く(気づいたら既に越代の桜https://water-sky.hatenablog.jp/entry/2022/05/11/044127すらも散ってしまっていた)、ならば山菜も早めに出ているだろうと思い、山に分け入ってきました。ねらいは、しどけ。知ってます? しどけ…
栃木県茂木町の残念桜は、周囲の桜に比べても遅い時期の開花ですが、記録的な早さの開花状況となった2023年は、4月中旬頭ですでに満開を過ぎております。 2018年 2020年 2023年 僕は鉄っちゃんではないので桜が撮れればいいんですが、アングルに工夫の余地あ…
各位お疲れさまの時期です。無駄に気疲れして倍で消耗している皆さま、お疲れさまです。花は、花は、花は咲く。私は何を残しただろう。 今年の桜の開花は全国的に例年よりかなり早く、東京では2003年3月21日に次ぐ2番目タイの3月22日に満開となったそうです…
2005年(18年!前)に作った曲です。 YouTubeの紹介文にも書きましたが、昔「FlontDoor」というMIDI音楽のコミュニティサイトがありまして、そこで配布されていた「MIDIFlick」というフリーソフトのシーケンサーを使用して幾つか作曲の真似事をしていました…
新年あけましておめでとうございます。元日に友人と出かけた折、どうも今年が自分にとっての厄年であることを告げられ(何ンてことしやがる)、帰りに折角だからじゃあ初詣にでも行ってサクッとお参りしてくるか。と思い立って近所の県内でもそこそこ由緒の…
先日、久々に高原山の麓にある「井出水神社の湧き水」に行ってきたんですが、久々すぎて付近の景観がガラッと変わりつつありました。まあ「湧水、三日会わざれば刮目して汲めよ」なんてなことはよく言われますが、まさに水の流れのごとく変化のただ中にある…
前回紹介の真弓清水(https://blog.hatena.ne.jp/water_sky/water-sky.hatenablog.jp/edit?entry=4207112889905946078)から国道6号方面へ、直線距離でおよそ2キロ、車で7分程度の場所にあるという右近清水に行ってみます。真弓清水と緯度がほぼ同じであり…
前回ご紹介した「いっぱい清水」から五社壇という山を挟んだ真南に湧出するのが、今回向かう「真弓清水」。山の北麓と南麓でそれぞれ湧き水が出ているという何ともたまらないロケーション、直線距離では1キロ余りですが、山を迂回して一度麓まで下り、東側か…
いっぱい清水。何がいっぱいなのか? 想い出がいっぱいなのか、水だけに。古いアルバムなど持ってはいない、過去は前回(acute!! 秋保大滝[仙台市太白区] - water_sky’s waterbound diary)で全て消え去ったから。では何がいっぱいなのか。実は、水量がいっ…
宮城の秋保大滝へ行ってきました。 ド迫力! ドしぶき! acute!!*1 これに尽きます。 秋 保 大 滝 普段から水しぶきを浴びるような水量ではあるようですが、折りしも宮城県内では記録的な大雨による災害が発生しており、その影響もあったのでしょう。滝つぼで…
前回、会津美里町の「馬ノ墓の種蒔桜」がまだ間に合うということで、急いで見に行ったことをお伝えしました(馬ノ墓の種蒔桜[会津美里町旭三寄] - water_sky’s waterbound diary)。樹齢300年を誇る、会津地方でも指折り数えるであろう名木がしかし一気に霞…
2022年の桜前線はだいたい平年並みだと聞いていたのに、いざ来てみればあっという間に過ぎ去ってしまった。ゴールデンウイーク中に満開を迎えるはずの越代の桜ですら、4月下旬にはすでに落花盛んとなってしまったのは前回のエントリでお伝えした通り(越代の…
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 2022年は春先にかけて厳しい寒さが続き、桜の開花時期も平年通りとなりましたが、いざ咲き始めると急に気温が上がって、咲いたはいいがあっという間に散ってしまいました。 例年ならゴールデ…
前回の「入日渡しの滝(https://water-sky.hatenablog.jp/entry/2021/07/02/122153)」の関連でもうひとつ。同じ常陸大宮市の旧御前山村地域にある滝をご紹介します。 もうだいぶ前になりますが、その名も「茨城の滝」というHPがあって県内の滝情報に関して…
以前にご紹介した常陸大宮市の「入日渡しの滝」(https://water-sky.hatenablog.jp/entry/20161202/p1)(ネットで検索すると、"し"を抜いた「入日渡の滝」という名称で紹介されているケースが何件かあり、かつネット上では"し"を入れて紹介しているのは私だ…
前回ご紹介した出流原弁天池では、水を汲むことができなかった。しかし案ずることはない、佐野市には他に湧き水スポットがあることを、グーグルマップで突き止めていたのだ。 グーグルマップに記載されているということは、そこそこ名の知れた湧き水に他なら…
「日本の名水百選」に堂々名を連ねる北関東屈指の名水地、出流原弁天池。ずっと行きたいと思っていたが、先日ついにその聖域に足を踏み入れることができた。ンが。 (以下、画像中の「佐野市出流原」は正しくは「佐野市出流原町」です。「町」が抜けていまし…
ネタバレあり。全くまとめられないので箇条書きのまま。 ・いっそ10年目の3月11日にTVで放映してしまった方がいいんじゃないかと思えるほど、見事に死と再生を描き切った。 ・エヴァンゲリオンがゲンドウの物語であることにどうして気づかなかったんだろう。…