前回のエントリ
にて今年の日本ダービー出走馬たちの新馬戦における指数を見ていきましたが、結果はどうだったのか。振り返ってみたいと思います。
左から馬番、馬名、初戦の開催場所と距離、指数、指数順位、着順
1ベラジオオペラ 阪神1800 96 3位 4着
2スキルヴィング 東京2000 84 10位 17着
3ホウオウビスケッツ 中山1600 91 6位 6着
4トップナイフ 札幌1800 76 12位 14着
5ソールオリエンス 東京1800 74 14位 2着
6ショウナンバシット 阪神1800 94 4位 16着
7フリームファクシ 東京2000 91 6位 10着
8メタルスピード 新潟1800 74 14位 12着
9グリューネグリーン 東京2000 89 8位 15着
10シャザーン 新潟1800 74 14位 9着
11ハーツコンチェルト 中京2000 93 5位 3着
12タスティエーラ 東京1800 107 1位 1着
13シーズンリッチ 新潟1800 71 17位 7着
14ファントムシーフ 阪神1600 78 11位 8着
15ノッキングポイント 東京1600 98 2位 5着
16パクスオトマニカ 中山2000 66 18位 13着
18サトノグランツ 阪神1800 86 9位 11着
ということで、指数1位で私の本命でもあるタスティエーラが見事ダービーの栄冠を手にしました! しかしほかの指数は今ひとつ機能せず… 2位のノッキングポイントは15番人気で5着、3位ベラジオオペラも9番人気で僅差の4着と人気以上の好走を見せてくれたことは評価できるのですが、2着ソールオリエンスが指数14位と全く拾えないものになっている。これは私の運用している指数がレースタイムを参照している以上避けられないことではあるのですが、ソールオリエンスの新馬戦はどスローからの瞬発力勝負で時計的な面は全く評価できないものになっているからですね。ここがスピード指数の弱点であるのは既知なんですが、いろいろ数字をこねくり回してはみるものの私の鈍い頭とカンではその弱点を補完することができていません。
実際の馬券も、◎ファントムシーフ○トップナイフ▲タスティエーラ注フリームファクシ△ドゥラエレーデと、本命と言いながらタスティエーラを下げるという愚を犯してしまい、結局ど外れ。確か前回のエントリでは◎タスティエーラ○ソールオリエンス…と記述していただけに、痛恨の予想転換。
とはいえ、「栴檀は双葉より芳しいのか?」というテーマで、敢えて新馬戦の指数を参照してダービーを予想してみる。という試みは、まあまあ当たらずも遠からず…、という奥歯に挟まった物を取らず舌でねぶっているような煮え切らない言い方にはなってしまいますが、「栴檀は双葉より芳しくないとは必ずしも言えない。現に今年も指数1位が勝ったし」という結果になりました。ほんの少しでも参考になっていたら幸いです。
ちなみに私が運用している指数、単純にそのレース中もっとも高い馬に「◎」2番目に「○」を付けまして、この2頭の組み合わせでどのような結果になっているか見てみると、2023年の約350超のレース中(サンプルが少ないですが、まだ集計し切れていません)、馬連で96.1%、ワイドでは106.9%とまずまず良い結果が出ています。◎の単勝83.7%、複勝89.7%(○単勝は63.6%複勝112.5%)と、こちらもそこまで悪くはない。たぶん夏競馬が始まり、また過去のサンプルを集計するにつれてパーセンテージは下がっていくものと思われますが…。