water_sky’s waterbound diary

酒に溶かしたやり場のなさと打ち明けられた愛のあいだ、泥の川とディラックの海のあいだ

栴檀は双葉より芳しいか。日本ダービーを初戦指数で占う③:結果

 第90回東京優駿日本ダービー)が終了しました。

 前回のエントリ

water-sky.hatenablog.jp

にて今年の日本ダービー出走馬たちの新馬戦における指数を見ていきましたが、結果はどうだったのか。振り返ってみたいと思います。

 左から馬番、馬名、初戦の開催場所と距離、指数、指数順位、着順

1ベラジオオペラ   阪神1800 96      3位      4着

2スキルヴィング   東京2000 84    10位    17着

3ホウオウビスケッツ 中山1600 91      6位      6着

4トップナイフ    札幌1800 76    12位    14着

5ソールオリエンス  東京1800 74    14位      2着

6ショウナンバシット 阪神1800 94      4位    16着

7フリームファクシ  東京2000 91      6位    10着

8メタルスピード   新潟1800 74    14位    12着

9グリューネグリーン 東京2000 89      8位    15着

10シャザーン      新潟1800 74 14位      9着

11ハーツコンチェルト  中京2000 93   5位      3着

12タスティエーラ    東京1800 107 1位      1着

13シーズンリッチ    新潟1800 71    17位      7着

14ファントムシーフ   阪神1600 78    11位      8着

15ノッキングポイント  東京1600 98      2位      5着

16パクスオトマニカ   中山2000 66    18位    13着

17ドゥラエレーデ    阪神1800 76    12位 競走中止

18サトノグランツ    阪神1800 86      9位    11着

 ということで、指数1位で私の本命でもあるタスティエーラが見事ダービーの栄冠を手にしました! しかしほかの指数は今ひとつ機能せず… 2位のノッキングポイントは15番人気で5着、3位ベラジオオペラも9番人気で僅差の4着と人気以上の好走を見せてくれたことは評価できるのですが、2着ソールオリエンスが指数14位と全く拾えないものになっている。これは私の運用している指数がレースタイムを参照している以上避けられないことではあるのですが、ソールオリエンスの新馬戦はどスローからの瞬発力勝負で時計的な面は全く評価できないものになっているからですね。ここがスピード指数の弱点であるのは既知なんですが、いろいろ数字をこねくり回してはみるものの私の鈍い頭とカンではその弱点を補完することができていません。

 実際の馬券も、◎ファントムシーフ○トップナイフ▲タスティエーラ注フリームファクシ△ドゥラエレーデと、本命と言いながらタスティエーラを下げるという愚を犯してしまい、結局ど外れ。確か前回のエントリでは◎タスティエーラ○ソールオリエンス…と記述していただけに、痛恨の予想転換。

 とはいえ、「栴檀は双葉より芳しいのか?」というテーマで、敢えて新馬戦の指数を参照してダービーを予想してみる。という試みは、まあまあ当たらずも遠からず…、という奥歯に挟まった物を取らず舌でねぶっているような煮え切らない言い方にはなってしまいますが、「栴檀は双葉より芳しくないとは必ずしも言えない。現に今年も指数1位が勝ったし」という結果になりました。ほんの少しでも参考になっていたら幸いです。

 ちなみに私が運用している指数、単純にそのレース中もっとも高い馬に「◎」2番目に「○」を付けまして、この2頭の組み合わせでどのような結果になっているか見てみると、2023年の約350超のレース中(サンプルが少ないですが、まだ集計し切れていません)、馬連で96.1%、ワイドでは106.9%とまずまず良い結果が出ています。◎の単勝83.7%、複勝89.7%(○単勝は63.6%複勝112.5%)と、こちらもそこまで悪くはない。たぶん夏競馬が始まり、また過去のサンプルを集計するにつれてパーセンテージは下がっていくものと思われますが…。