water_sky’s waterbound diary

酒に溶かしたやり場のなさと打ち明けられた愛のあいだ、泥の川とディラックの海のあいだ

山中の馬頭観音

 京都2歳Sは将来性楽しみなニューカマーがそろいましたね。追い切りではカデナが断然良く見えました。軽快なフットワークでいかにもキレそうな感じですが、今回は内回り。前走のようにタメて長い脚を使う競馬では届かないだろうから、どんな競馬をするのか楽しみですが、ここは3着までか。ヴァナヘイムは前走追ってから案外でしたが、新馬が楽勝過ぎたか。今回もメンバー強化で差はなく、前走に引き続きプラチナヴォイス、また素質十分のソーグリッタリング、ルメールを背に京都2000を経験済みのダノンディスタンスなど勝ちを狙える馬はほぼ同一線上にいるイメージ。そこで注目しているのは、ベストアプローチ。前走のラップが新馬戦にしてはなかなか優秀で、外を回してきっちり差し切っているところが好感。逆にいえばスムーズ過ぎたところがヴァナヘイムと同様の懸念を感じるのですが、大外枠に入ったので内の人気馬を見ながら立ち回れてマイナスにはならないのではないでしょうか。追い切りでもじわっと伸ばして中身が濃い。追い切りで他に気になったのは豪快な動きが目に付いたマイネルザウバア。前走の百日草特別は広いコースでアドマイヤミヤビやカデナを相手にしての4着だから差はあまりないとみる。全体的な流れはスローになりそうですから、後方で決め打ちのカデナとうまく立ち回れるマイネルザウバアの2頭軸で他の馬に流してみたいってあれ、百日草特別組の馬券になってら。ワンダープチュックは新馬戦で芝での追い切りが鮮烈で、そこから注目しています。馬場が渋ればさらに前進。本線はソーグリッタリング・プラチナヴォイス・ベストアプローチ・ワンダープチュックの4頭で絞りたい。連下にヴァナ・マイネルカデナ

 山中の馬頭観音です。「大正六年十月」と彫られている。



 道路から沢をはさんだ対岸の斜面に置かれており、どういった経緯によるものかは不明だが、杣道が付いて山の奥へ続いているので、山仕事をしていた人が建立したものと思われる。色彩に乏しい3月に撮ったものなので、グレースケール化してコントラストを上げた。