water_sky’s waterbound diary

酒に溶かしたやり場のなさと打ち明けられた愛のあいだ、泥の川とディラックの海のあいだ

湯殿山湧水(切り目の名水)[日立市十王町高原]☆☆☆ 

 そういえば、湧き水汲みっていつごろから行ってたんだっけ…と、しばらく考え込んだけど、2年ほど前、毎日車で山越えをして日立に行っていたことがあって、途中の入四間町というところにわりと有名な、豆腐屋さんの敷地内に湧き水が出ている場所があって、道すがらそこで水筒に水を汲んだり、ずらりと人が並んでいるのを見たりしているうちに、自分もポリタンクを買い込み水をたんまり入れて持ち帰る。というようなことをやり出したのがはじまりだった。
 ほかの湧き水も気になって調べてみると、日立や高萩なんかに湧き水が多く点在していることがわかって、"水汲みツアー"に出かけたうちのひとつがこの湯殿山湧水だ。

008.jpg 鬱蒼とした山の斜面から、2本のパイプを伝って湧出。傍らには湯殿山羽黒山・月山の石碑が建てられており、昔から聖域として祀られてきたことがわかる。
 ペットボトルに水を入れると、金箔のような砂礫がわりと多くみられる。これは濾過する布か何かを持参したほうが良いかもしれない。味はすっきり。
 近くにある椎名酒造という酒蔵の仕込み水としても使われているそうだ。

 十王ダムをかすめ東西に日立を貫く地方道60号十王里美線、十王町高原地内の道路脇。車線の反対側に駐車スペースがある。
009.jpg (10.06月訪問)