water_sky’s waterbound diary

酒に溶かしたやり場のなさと打ち明けられた愛のあいだ、泥の川とディラックの海のあいだ

two shrines and two springs#1:竜光水[水戸市飯富町]☆

 阪神ジュヴェナイルフィリーズ、いかがだったでしょうか。私は最終追い切りの具合から本命にディーパワンサを据え大失敗。4コーナーでソウルスターリングに進路をふさがれたとはいえ、あそこから伸びなかったのは前の3頭に対しての力負けなのか…。内枠だったからある程度位置を取りに行ったのでしょうが、もう少し後ろで進めるのかと思いました。そのせいもあってか終いは浅くなった。敗因はいろいろ挙げられますが、内で包まれたのが良くなかったか、意外と軽い馬場向きなのか。完敗の色濃いですが4着には来ているので、春に向けてさらなるパワーアップを望むところ。対抗のジューヌエコールは追い切りでの折り合い面の懸念がモロに出た格好で、終始かかってしまいレースになりませんでした。やはり現状では1400までなのか。こちらも引き続き見守っていきたい。
 阪神メインまでにすでに大負けしており、ここでも大負けして半ばヤケクソで香港に挑み、最後の香港カップで残りの金を全投入し、モーリスからの三連単ステファノスからの三連複で何とか土日の負けを半分以下に減らしました。モーリス、気づいたら直線で先頭に踊り出ていてびっくりしたあ。圧倒的な強さでしたね。エイシンヒカリは直線で失速してしまったが、素晴らしい走りを最後に見せてくれた。そしてステファノスはいつもより前の位置取りで最後はラブリーデイと首の上げ下げでしたが残った。よく頑張りました。僕は大いに疲れました。

 
 Q:もう十二月のニュースも "雪が降った"って告げた どこでさ? A:水戸でさ。
 
 Q:春はもうちょっと先の事でしょ? あれま もうすぐかい A:そうです。こりゃ本当にあっという間のことで。
 
 今年は水戸のみならず東京も含めた関東圏でウン十ウン年ぶりに11月の積雪がありましたが、その日私はなぜだか外をふらふらと徘徊していました。気になる沢を見つけたので。
 

 
 こんな塩ビの配管が沢を登っていっていたら、誰だってコレは怪しい、と思うに決まってますよね。最初、これはたちの悪い冗談だと思ったんです。
 でも、みぞれがぼたぼた落ちてくる狭くて暗くて坂をふらふらと登り、ふと道の脇の空き地へ足を踏み入れてみると、そこにはこんな思わせぶりなものがあったんです。
 


 どうやらここには昔、竜光院というお寺が建っていたらしい(落雷により焼失したらしい)。芭蕉の句碑も残されている。そのさらに奥に道が続いていて、大井神社の裏手にある墓地につながっていました。
その小道は沢を通っていて、その沢にぽつんと小祠と、「竜光水」と穿たれた石碑が。
 


竜 光 水

 
 下を見ればなるほど、先ほど私が怪しいとにらんだあの塩ビの配管が登った先が、ここだったわけです。
 


 
 いくら怪しかったにせよ、まさか本当に湧き水が見つかるとは思っていなかったので驚きました。しかも事前の情報などは一切なく、本当に偶然発見した湧き水です。世界には18人の<ウォーター・マイスター>が存在すると聞いたことがありますが、私も彼らの仲間入りする日もそう遠くはないのでしょう。まるで昔からそうだったかのように自然に。寝息のように静かに。今回はむちゃくちゃ寒かったのと足元が濡れてぐちゃぐちゃになってしまったのと水飲めないのとで評価は低くせざるを得ません。いただきました、星1つ!!です。
 



 ところで、水戸飯富の大井神社といえば、このIT情報化社会において知らぬ者など皆無といった名社であることは皆目ご存知の通りなわけですが、延喜式神名帳にもその名が記載されているように、れっきとした古社なんですね。ところが最近、のっぴきならない噂話を耳にしまして…。何と…、
 その昔、飯富の大井神社は鹿島神社だった!?
 そんなバカな、いったいどういうこと? ふたつの神社と、ふたつの湧き水。そのふたつの歴史が交差する。次回#2ではそのへんの謎についてご紹介することになるかと思います。経緯が結構複雑なので面倒くさかったらやらないです。

 書いてみた。常陸国の神社史を揺るがす隠された真実に迫る!…くらいにしたかったけど尻つぼみに
two shrines and two springs#2:大井戸




グレイプバインには、冬の名曲が少なくない。この「Our Song」、「ぼくらなら」はシングルだ。あとは「公園まで」。そんなもんか… あと忘れちゃいけない「望みの彼方」。これは冬に入れていいっしょ。「Our Song」の亀井さんのドラムパターンがすごく複雑に聞こえて一生懸命(脳内)練習したのが19歳の冬。