water_sky’s waterbound diary

酒に溶かしたやり場のなさと打ち明けられた愛のあいだ、泥の川とディラックの海のあいだ

道祖神

 
 
 


2010.05
 
道祖神。「猿田彦命」「天鈿女命」の二柱の名が刻まれている。夫婦和合を祈念したものだろう。
「左(か?)」とあり、下に「まつ乃くさ(松之草)」「小舟だいご」「道」とある。
緒川村・現常陸大宮市の松之草を北上し小舟に出て、花立峠を越えて高部を過ぎタバッコ峠を越えて大子に抜ける道を示しているのだろうか。
逆側にも「みと」などと地名が彫られていたのかも。
建立年代は未確認も、明治期のものか。流麗に彫られたかな文字が美しい。